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(運命みたいなものは、ある程度存在しており、それは選択の積み重ね、或いは潜在意識下でのセルフイメージにより発現する。

それは成るべくして成った生物の姿形と相同のものだと言っていい。

つまり、我々は在るべくしてここに在る。

私は在ることを呪うが、同時に在ることの美しさも知っている。

愛は本能か？子孫繁栄のプログラムでしかないのか？この心中はただの電気信号でしかないのか？

そもそも、この肉体、物質はなぜこんなにも“物質らしい”のか？

遠くから見たら全ては流体だ。

では、“在る”とは？確かなものとは？

ーー答えがわかったらどうする？幸せなれる？死ぬ？

確かなものとは、鉱物のようなものかもしれない。これらは我々ほど“流れ”ない。

)

あなたの肌に触れようとする手の軌跡と、甲虫の大顎の流線

確かに固定すること。

愛は鉱物。