綺麗な庭

僕の救いの箱庭です。

ハッピーエンド

それは確かか?という問いがずっと僕の周りを浮遊している。それは鬱陶しい靄に近い。タバコの煙?帰還するのだ、あらゆる疑問を通り抜けて。

僕がたとえパナマ運河まで行こうと、僕は僕的な役割を果たすだけであって、決して君を恨むようなことはしない。それは確かさ。猿や、登山家や、アメリカの大統領ですら賛同するだろう。

ひび割れのような枯れた枝の隙間から見える2月の空はやけに寛容的に見えて、僕はついいろんなことを話したくなってしまう。過去のこととか、最近の悩みだとか。つまらないジョーク。

あれはなに?これは?僕はロジカルな説明を求めている。ずっと前から。確証が欲しいのだ。確かであって欲しい。僕が歩いていると道の小脇からふっと現れ、曖昧に隣を歩く。僕の歩幅、君の歩幅、新宿を歩く営業マンの歩幅、生まれたてのキリンの歩幅。気づく頃にはLEDライトの残像のようなものを残して去って行く。或いは歩幅が違う、行き先が違う。なにがいけないんだろう?説明を求めている。それでも僕は自分のペースを崩さないように踊る。その必要があるから。

帰還しよう。いつかきっと還ろう。君に朝だと言って起こせるような場所に辿り着く為に、お洒落な格好をして踊っている。

羊もかっこうもまだいない。