綺麗な庭

わたしの救いの箱庭です。

祈り

神様なんて信じている人は馬鹿だ。

馬鹿な人たちは、寂しいから一人で手を合わせる。きっと冷たい手をしてる。だから手を熱心に擦る。
じゃあ僕も、なんて思って、自分で馬鹿だなあと思いながら手を合わせる。そうしていないと、寂しいし、手が冷たい。するとなにもできやしない。
誰か、僕の手を温めてくれる人はいないでしょうか?馬鹿が思ったそれに応えて、神様は人間に火を与えた。なんだ、みんな寂しがってたんだ。
寂しいから、花を燃やす。これだから馬鹿は。